日本人が誇る食文化のひとつ、日本酒

バンクーバーでも地元の酒造やさんがあったり、リカーショップで日本からの輸入品を買ったり、自分で日本から持って来ることもできます。

でも、ラベルを見ても中身のわかりにくいのが日本酒。

そこで、今回は、バンクーバーの中でも最多の日本酒の種類を取り扱っている老舗の日本料理店、亀井ロイヤルさんに、日本酒の基本について教えてもらいました。

日本酒の種類って？

日本酒の種類

日本酒は「普通酒」と「特定名称酒」とに分けられ、特定名称酒には大吟醸、純米吟醸、本醸造など名称がいろいろあります。
この名称は日本酒を製法（精米歩合 、麹歩合、アルコール添加量など）により区分したもので、下記の表のような分類がされます。

特定名称の清酒の表示

※精米歩合とは、白米のその玄米に対する重量の割合をいいます。精米歩合60%というときには、玄米の表層部を40%削り取ることをいいます。

参照：国税庁「清酒の製法品質表示基準」の概要

味の違い

日本酒の味は、おおまかに以下の表のように分けることができるといわれています。

Image from 日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会

香りが高く繊細な味わいを持つ薫酒タイプには、吟醸酒や大吟醸酒、
ほのかな香りと大胆でコクのある味わいの醇酒タイプには、純米酒、
シンプルで爽やかな味わいの醇酒タイプには、本醸造、
濃厚な味と香りを持つの熟酒タイプには、泡盛などの古酒
などがあります。

日本料理とのマリアージュも魅力

お料理に合わせて、上の日本酒の４タイプ表のような味の違いを楽しむのも日本酒の魅力です。

たとえば、薫酒タイプの吟醸、大吟醸ならば、亀井ロイヤルのメニューだとロイヤルちらし、お刺身、牡蠣がぴったり。

牡蠣アソート（Assorted Oyster）

ビーフカルパッチョ（Beef Carpaccio）

ロイヤルチラシ(Royale Chirashi)

醇酒タイプの純米酒ならば、ビーフフィレや照り焼きビーフリブなどの牛肉や、天ぷらなどがぴったりなのだそうです。

照り焼きビーフ（Teriyaki Beef）

天ぷら（Tempura）

亀井ロイヤルで飲める日本酒たち

バンクーバーの中でも、取り扱う日本酒の銘柄は最多のレストランのひとつが亀井ロイヤルさん。
何を選んだらいいか分からない場合は、ぜひお店の人にも相談してみてくださいね。

サムプラーでまずはいろんなお酒を

最初から１つに絞れない！という場合は、サンプラーを試してみるのがオススメ。亀井ロイヤルさんでは、お酒のグレード別に３つのサンプラーが用意されています。
何人かで一緒にオーダーして利き酒を楽しむのもいいですね。

オリジナルの日本酒も

亀井ロイヤルさんには、実は日本の蔵元さんとともに作ったオリジナルの日本酒があります。

このオリジナルの日本酒は、江戸時代中期の寛政二年（1790）に創業した福島県の大和川酒造で作られたお酒。

日本の寒暖差の大きい会津地方で作られ、亀井ロイヤルのお寿司にも合う味わいに仕上げられた特別なお酒なのだそうです。

日本酒の世界はとても奥深くて楽しいので、ぜひ亀井ロイヤルさんでいろんな日本酒を楽しんでみてくださいね！

亀井ロイヤル

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営業時間：
Lunch: 11:30am – 2:30pm Weekdays
12:00am – 2:30pm Weekends
Happy Hour: 2:30pm – 5:30pm All Week
Dinner:
5:30pm – 10:00pm Sun -Thurs
5:30pm – 10:30pm Fri – Sat

電話番号：604-687-8588

場所：1066 West Hasting, Vancouver BC

亀井ロイヤルさんに関しての過去の記事も参考に！